【国交省】ETC2.0 を活用した「車での休日立ち寄り客数ランキング」の公表~観光など地域の施策とデータを活用した支援の連携により、地方創生を支援します~

  国土交通省道路局では、ETC2.0 データを分析し、観光等により休日に車で訪れる人が
 多いエリアを対象に、車での休日立ち寄り客数ランキングを作成しました。
  地域の観光施策と組み合わせるなど、ETC2.0 データを活用して、地方創生を支援しま
 す。

※詳細はこちらをご覧ください。

本分析は、WISENET2050・政策集に基づき、サービスレベルをデータで評価する取り組み(見える化)の一環で行ったものです。

○ 国土交通省道路局では、ETC2.0 プローブデータを分析(別紙1)し、平日と比較し休日に車で訪
  れる人が多いエリアを対象に、そのエリアへの立ち寄り客数ランキング※1※2 を都道府県ごと
  に作成しました。
  <栃木県におけるランキングの例(別紙2)>
   ・ 栃木県では、那須高原エリアが休日に車で訪れる人が最も多い結果となりました。
   ・ そのほか、日光エリアや鬼怒川温泉エリアがランクインしています。

○ さらに、平日と比較し、休日に混雑している区間・地域を分析(別紙1)しました。
  <栃木県における混雑地域の例(別紙2)>
   ・  那須高原エリアや日光エリアでは、休日の所要時間増加が顕著な路線が存在します。

○ 道路局では、観光支援の取り組み(別紙3)のほか、ETC2.0 の活用による地域の課題やニーズに
  合わせた分析も実施しています。自治体や有識者とも連携し、地域の観光施策の実現を通じ
  て、地方創生の取組を支援します。

○ ETC2.0 データの活用等に関するご相談は、後述の地方整備局等までご相談ください。

・ 都道府県別の立ち寄り客数ランキングは下記よりご確認ください※3。
    URL:https://www.mlit.go.jp/road/traffic/shortvisit2024/map/ranking.pdf
・ 全国の立ち寄り客数や各地域の交通状況などについては、以下の見える化マップ※4 でご覧いた
  だけます。
    URL:https://www.mlit.go.jp/road/traffic/shortvisit2024/index.html

※1. ETC2.0 を搭載した車両を元に推計(詳細は別紙1参照)したものであり、実際の立ち寄り客数とは異なります。
※2. 立ち寄り客数ランキングは、平休比が1.5 倍以上となる地域のみ分析対象としています。そのため、例えば平日も立ち寄り客
   数が多い地域は分析対象外となる場合があります。
※3. 令和6年能登半島地震の影響を考慮し、石川県のランキングの公表はありません。
※4. 休日に混雑している区間・地域の分析は、平休比が1.1 倍以上となる場合のみ見える化マップで可視化しています。そのため、
   例えば平日も混雑している地域や交通容量が超過しない場合などは混雑と表示されにくい場合があります。

データの活用に関する相談先

北海道開発局建設部道路計画課011-709-2311
東北地方整備局道路部道路計画第二課022-225-2171(代表)
関東地方整備局道路部道路計画第二課048-600-1342(代表)
北陸地方整備局道路部道路計画課025-280-8916
中部地方整備局道路部道路計画課052-953-8168
近畿地方整備局道路部道路計画第二課06-6945-7420
中国地方整備局道路部道路計画課082-221-9231(代表)
四国地方整備局道路部道路計画課087-811-8322
九州地方整備局道路部道路計画第一課092-476-3529
沖縄総合事務局開発建設部道路建設課098-866-1914

(添付資料)
別紙1 分析の流れ
別紙2 休日における車での立ち寄り状況の分析
    【例:栃木県】
別紙3 道路局が進めている観光支援の取り組み

添付資料

報道発表資料(PDF形式:2,389KB)