日本政府観光局(JNTO)では、世界22市場を対象とした国外旅行・訪日旅行に関する新たな調査結果を公表されています。詳細はこちらをご覧ください。
- 日本政府観光局(JNTO)では、世界22市場を対象に、国際的な往来の再開が本格化し始めた時点における国外旅行の意向等に関するアンケート調査を実施しました。調査では、今後行きたい旅行先をはじめ、国外旅行の主目的、国外旅行先における行動の傾向などを確認したほか、日本の地方エリアの認知度や訪問意向など、今後の地方誘客を見据えた設問を多く設けており、これらの回答の分析結果を公表します。
- 2023年3月に策定された「観光立国推進基本計画」で掲げられている持続可能な観光・消費額拡大・地方誘客促進の実現に向け、本調査結果も踏まえて市場動向を綿密に分析しながら、訪⽇旅⾏プロモーションに取り組んでまいります。
調査概要
- 対象市場: 韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域(スウェーデン、デンマーク、ノルウェー、フィンランド)、中東地域(GCC6カ国(サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、オマーン、カタール、クウェート)、トルコ、イスラエル)
- 調査対象:2017年~2023年調査時点*1における飛行機を利用したレジャー目的の国外旅行経験者*2
- 調査方法:オンラインでのアンケート調査(一部の国・地域を除く)
- 調査期間:2023年1~3月
*1 メキシコおよび中東地域においては、2015年~2023年調査時点。
*2 欧米豪・インド・中東地域においては、中長距離国外旅行経験者。
主な調査結果
今後行きたい旅行先
今後行きたい旅行先として、東アジア・東南アジア地域では10市場中9市場で日本が選択率で首位、欧米豪・インド・中東地域でも大半の市場において日本の選択率が上位5位以内となった。
日本の地方エリア訪問意向
今後の訪日旅行で訪問したいエリアとして、大都市(東京、大阪・京都)以外の地方エリアを選択した国外旅行者は東アジア・東南アジア地域で8割以上、欧米豪・インド・中東地域では大半の市場において5~7割程度となった。
国外旅行の主目的となるもの
全22市場の合計では「ガストロノミー・美食」が首位となり、「テーマパーク」、「アート鑑賞」と続く結果となったが、地域別の結果では、東アジア地域では「ガストロノミー・美食」、東南アジア地域では「庭園・花鑑賞」、欧米豪・インド・中東地域では「アート鑑賞」がそれぞれ首位となり、地域毎に特色がみられた。
詳細は別紙「VJ重点市場基礎調査結果概要」をご覧ください。
添付資料
※別紙は以下よりご確認ください。