観光庁では、人材が限られる地方部において、ローカルガイド人材を無理のない形で持続的に確保・育成し、観光コンテンツの持続的な供給や地域消費の向上へ結びつけるために、地域レベルでどのような取組やビジネスモデルが必要かを検討することを目的として、「地方部における観光コンテンツの充実のためのローカルガイド人材の持続的な確保・育成に向けた有識者会議」(以下「有識者会議」という。)を設置し、令和6年5月から検討をしております。令和7年3月公表のとりまとめにおいては、地方部における体験商品の充実に向け、その担い手となるローカルガイドの裾野を拡大し、需要に確実に対応できるようにすることを優先的に取り組むべき課題とし、地域における戦略・取組の方向性を示しています。
本事業は、有識者会議「令和6年度とりまとめ」を踏まえ、観光コンテンツの供給、コンテンツの質及び満足度の向上、地方誘客の促進並びに消費単価の向上に直結する地域の魅力を伝えるガイドの不足という課題に対応するため、特に地方部において、「人材確保」「人材育成」の入口戦略と「市場活性化」の出口戦略の双方を見据え、地域特性等に応じ、地域一体となってローカルガイド人材の持続的な確保・育成に総合的かつ戦略的に取り組み、ローカルガイドの担い手の裾野の拡大を図る実証事業です。実証事業を通して知見を整理し、とりまとめで整理した課題や取組方針について検証を行います。
本公募では、この実証に協力いただける事業実施者を募集します。
>地方部における観光コンテンツの充実のためのローカルガイド人材の持続的な確保・育成|有識者会議
>地方部における観光コンテンツの充実のためのローカルガイド人材の持続的な確保・育成事業
※詳細はこちらをご覧ください。
公募期間
令和7年3月24日(月)~ 4月22日(火)14時(必着)
事業概要
(1)募集事業
地域特性等に応じ、ローカルガイドの実態や地域の目指すべき姿に照らし、ローカルガイドの確保・育成について整理した上で、地方公共団体、観光地域づくり法人(DMO)、ローカルガイド、観光コンテンツ事業者及びガイド手配団体等並びに体験商品の募集機能を担う者(国内外の旅行会社、DMC、ランドオペレーター及びOTA等)等の関係者が一体となり、有識者会議「令和6年度とりまとめ」で示された「人材確保」「人材育成」「市場活性化」の取組を総合的、戦略的及び複合的に実施する事業
(2)事業費
1件あたり上限20百万円
※全事業者の平均は17百万円(税込)を想定
公募要領・提出書類等
公募説明会(オンライン)
- 日時:令和7年3月27日(木)16時~17時
- 申込:令和7年3月26日(水)14時までに以下のフォームよりお申し込みください