人口減少が進む我が国において、国内外との交流や幅広い経済効果をもたらす観光は、地方創生の切り札です。観光庁では、DXの推進が観光地・観光産業における課題の解決につながると考え、令和3年度から先進事例の構築に向けた実証事業等を実施しています。また、令和4年度は、「観光DX推進のあり方に関する検討会」を設置し、観光地・観光産業が抱える課題、解決の方向性、将来ビジョン、ロードマップ等について検討を行い、その結果を取りまとめました。これらの結果を踏まえ、「稼げる地域・稼げる産業」の実現による持続可能な観光地域づくりに向けて観光DXを推進しているところです。
全国の観光地・観光産業において、インバウンドを含め急速に回復する観光需要を着実に取り込み、「稼げる地域・稼げる産業」を実現するためには、DXの推進を通じた観光産業の生産性向上、観光地経営の高度化等による地域全体の消費拡大、誘客・再来訪促進を図る必要があります。しかしながら、未だ観光地・観光産業においてDXの取組は十分に進んでおらず、また、取組を行なっている地域であっても、地域ごとに観光アプリ等の独自サービスを開発し、宿泊事業者等においてはPMS等を独自にカスタマイズするなど、地域間・事業者間での連携が進んでおらず、収益最大化を図れていない状況になっています。
この状況を踏まえ、DXの推進を通じて全国的に「稼げる地域・稼げる産業」を創出することで各地に観光の恩恵を行きわたらせ、地域一体での持続可能な観光地域づくりを達成するため、1.地域活性化の好循環モデル、2.生成AI活用モデル及び3.オープンデータ推進モデルの構築に取り組む以下の事業を募集します。
※詳細はこちらをご覧ください。
公募内容
観光地・観光産業におけるDXを推進し、「稼げる地域・稼げる産業」の実現につながる先進モデルを構築するべく、以下の3つのテーマのいずれかに取り組む事業を募集します。なお、3つのテーマについては、重複しての申請も可とします。
1.地域活性化の好循環モデル
2.生成AI活用モデル
3.オープンデータ推進モデル
詳細は、公募要領をよくご確認ください。
公募要領等
公募期間
1.地域活性化の好循環モデル 2025年2月12日(水)~2025年3月31日(月)17:00
2.生成AI活用モデル 2025年2月12日(水)~2025年3月26日(水)17:00
3.オープンデータ推進モデル 2025年2月12日(水)~2025年3月26日(水)17:00
※テーマにより公募期間が異なりますのでご注意ください。
※期限までに観光庁が受領したものを有効とします。一度提出したものを差し替える場合は、期限内に再提出願います。
申請方法・申請先
郵送・持込み等での提出は受け付けません。
【申請先】
Email:hqt-dx★ki.mlit.go.jp
※送付の際は「★」を「@」(半角)に置き換えてください。
※電子メールの件名に必ず【申請書類提出】と付記してください。
【提出物】
・様式1~3を1つにまとめたMicrosoft PowerPoint形式 1部
・様式4 Microsoft Excel形式 1部
※電子データは、ウイルスチェックを確実に実施した上で、提出書類全体で10MB以内に納めてください。(容量が10MBを超過する場合は観光庁まで問合せください。)
※各様式は日本産業規格A列4版(A4)、日本語で作成してください。
※参考資料の提出は可能ですが、様式1~4の記載内容をもって審査いたしますので、必要な事項については様式内に必ず記載ください。