国土交通省道路局では、xROAD の一環として、道路に関する基礎的なデータを一元的に集約し、幅広く提供する「道路データプラットフォーム」を公開します。 道路データプラットフォームでは、これまで道路管理者で共有されていた交通量やETC2.0 の速度データも公開となり、これらのデータを誰もが見て、ふれて、使えるようになります。 活用可能なデータを増やしていく等、今後も道路データプラットフォームの充実を図ってまいります。 |
xROAD とは・・・データ利活用等により道路調査・維持管理等の高度化・効率化を図る道路システムのDX の取組
※詳細はこちらをご覧ください。
○ 道路データプラットフォームの機能
・ ポータルサイト (URL:https://www.xroad.mlit.go.jp/)
データの概要や閲覧できるリンク、連携するAPI 仕様書等を確認できる、道路関係の情報を知る入口となるカタログサイト。
・ 道路データビューア (URL:https://view.xroad.mlit.go.jp/)
各データを一元的に表示し、また地図上で重ね合わせられるWEB マップ。
<閲覧可能なデータ例>
・ 交通量データ:
全国約2,600 箇所※1 で観測される交通量を最速30 分前からリアルタイム公開
・ ETC2.0 の平均旅行速度データ:
全国の道路約20 万キロ※2 の平均旅行速度が毎月更新され最長1年分公開
※1 全国約2,600 箇所で機械観測された直轄国道の方向別交通量データのうち、一定の精度が確保されている箇所
※2 幅員5.5m 以上の道路(都道府県道及び指定市の一般市道も含む)
○ 道路データプラットフォームを用いて、以下のようなことができるようになります。
道路データビューアにて
・ 平日や休日のお出かけの際に、どこで渋滞が発生しやすいかを見ることができます
・ 交通量と道路構造物の点検結果を重ね合わせ、優先的に修繕する箇所の検討を行いやすくなります
さらに、交通量API※3 を利用することで
・ 人気観光地へのアクセスルートにおいて、直近の交通状況をもとにした数時間先の渋滞予測
・ スマートシティ関連のダッシュボードと連携した、都市全体のリアルタイムの交通状況の可視化
こうした取組により、民間での利活用やオープンイノベーションを促進します。
※3 令和7年5 月12 日報道発表「全国の直轄国道の交通量データを取得可能なAPI を公開開始します」をご覧ください。
(URL: https://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_001930.html)
添付資料
報道発表資料(PDF形式)