京都府ホームページにおいて「令和5年京都府の観光入込客数及び観光消費額」が公表されているので、お知らせします。
※詳細はこちらをご覧ください。
令和5年5月に、新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、各種イベントでは人数制限が撤廃され、コロナ禍前と同様の実施形態で開催されるところが多くなった。
また、全国の旅行者を対象に京都府内旅行に対する割引やクーポン券発行の支援が令和4年に引き続き実施されたことや、円安の影響等により、国内外からの観光客が増加した。
これらの結果、令和5年の京都市を除く府域の観光入込客数は令和4年比で108%、観光消費額は令和4年比で129%となった。
・令和5年の京都府観光消費額は1兆6,578億円(令和元年比125%)、京都市を除く府域では1,211億円(対前年比129%、令和元年比133%)となった。
・令和5年の京都府観光入込客数は7,518万人(対前年比113%、令和元年比101%)、京都市を除く府域では2,490万人(対前年比108%、令和元年比120%)となった。
1.観光入込客数等の増減要因(推定)
竹の里・乙訓エリア
一部施設の一時休業等により観光入込客数は対前年比92%と減少した。一方、飲食店や体験施設での客単価の増加やコロナで中止していたイベントの飲食ブースの再開により観光消費額は対前年比162%と増加した。
お茶の京都エリア
神社・仏閣等ではインバウンドを中心に観光入込客数が増加したこと、コロナで中止されていたイベントや茶摘み等の体験ツアーの再開、道の駅の利用客が増えたこと等により、観光入込客数は対前年比115%、観光消費額は対前年比183%と増加した。
森の京都エリア
車を利用した旅行者が多く、道の駅の利用客が増加したことや、コロナで中止されていたイベントの再開、スポーツ関連施設の利用客が増えたこと等により、観光入込客数は対前年111%、観光消費額は対前年比105%と増加した。
海の京都エリア
コロナ禍でニーズが高かった郊外への旅行が落ち着いてきたため、観光入込客数が対前年比95%と減少した。一方、インバウンドが増加してきたことに伴い一人当たりの平均消費額が増加し、観光消費額は対前年比112%と増加した。
2.データ
- 全体
令和5年(2023年)京都府観光入込客数等調査報告書(PDF:1,041KB)
- 分割
令和5年観光入込客数及び観光消費額調査結果の概要(PDF:408KB)
新基準での令和5年観光入込客数及び観光消費額一覧(PDF:286KB)
表2 地域別、外国人宿泊客数、対前年比較(旧基準)(PDF:88KB)
表3 府内・府外別、日帰・宿泊別(外国人内訳入り)、宿泊施設別(旧基準)(PDF:174KB)
表4 府内・府外別、日帰・宿泊別(外国人内訳入り)、対前年比較(旧基準)(PDF:181KB)
表5 宿泊施設別(外国人内訳入り)、対前年比較(旧基準)(PDF:174KB)
表6 外国人宿泊客数(国・地域別、宿泊施設別)(旧基準)(PDF:157KB)
表8 市町村別(京都市除く)、目的別(旧基準)(PDF:117KB)