近年、自然災害等に起因する観光客や観光産業に大きな影響や被害をもたらす事象が多く発生しています。また2025年の大阪・関西万博の開催などにより、多くの外国人旅行者が日本を訪れることが想定されますが、発災時には多言語での情報提供や避難誘導など具体的な対応が求められます。
そこで、観光庁では自治体や観光関連事業者等に観光危機管理に対する理解を深めていただくための観光危機管理セミナーを開催します。
本セミナーでは、直近の災害事例等を踏まえた観光危機管理の重要性や、観光危機管理計画策定上のポイントに関する基調講演をはじめ、先進自治体における取組事例のご紹介を実施します。また、観光危機管理に取り組む上での課題・工夫の情報交換を行うことを通じて、参加者間でのネットワーキングにつなげていただくためのプログラムもご用意しております。
観光レジリエンスの向上にご関心のある皆さま、災害時にも、観光客の安全と安心を確保し、無事に帰宅・帰国してもらうため、地域を守るため、地域の観光産業を守るため、あなたの地域・事業における観光危機管理の「具体的な方法」について、一緒に考えませんか?
※詳細はこちらをご覧ください。
開催概要
開催日
2024年12月19日(木)14:00~17:00
開催方式
オンライン(Zoomミーティング)
主催
国土交通省観光庁(事務局 株式会社三菱総合研究所)
対象となる方
地方公共団体・観光関連団体・事業者等において、観光分野および危機管理・防災分野に携わる方
定員
500名
・定員に達し次第、申込終了とさせていただきます
・申込状況により、ご参加のお断りや、ご参加人数調整をお願いすることがあります。
参加費
無料
申込方法
こちらのフォームから必要事項を記入してお申し込みください。
プログラム
〇第1部 観光危機管理セミナー(14:00~15:30)
14:00~14:05 | 開会あいさつ 国土交通省観光庁 |
14:05~14:35 | 近年の災害を踏まえた観光危機管理計画 観光レジリエンス研究所 高松正人氏 |
14:35~15:00 | 観光危機管理背策の実施状況・実態調査の報告 株式会社三菱総合研究所 |
15:00~15:10 | 先進自治体の事例紹介①:観光危機管理計画の策定・活用の取組 県と連携した策定、図上訓練・警報発令時対応を反映したブラッシュアップ(沖縄県宜野座村) |
15:10~15:20 | 先進自治体の事例紹介②:近年の災害発生時の観光危機管理・対応 災害発生時の観光客への対応事例と課題を踏まえた観光危機管理計画への示唆(調整中) |
15:20~15:30 | 観光危機管理計画策定支援メニューの紹介、まとめ |
15:30 | 休憩 |
〇第2部 観光危機管理に関する座談会(15:40~17:00)
高松氏・先進自治体へ、直接の質問や参加者間での情報交換をしていただけるプログラム
講師紹介
観光レジリエンス研究所 代表 髙松正人
観光レジリエンス研究所 / 株式会社JTB総合研究所客員研究員
観光分野の防災、危機管理、危機からの復興支援を中心に支援するコンサルタント。
観光危機管理の日本における草分け、第一人者として、国内外の観光危機管理や観光復興関係の業務に数多く関わる。
UNDRR(国連防災機関)民間セクターネットワークの日本代表、WTCF、JICA等の国際機関等を通じてグローバルに活動。国内外での講演や研修、セミナー講師としても幅広く活躍。
観光庁「持続可能な観光推進モデル事業」アドバイザー、APTECサステイナブルツーリズム推進センター委員として持続可能な観光の推進も支援する。
セミナー事務局(連絡先)
株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
セミナー事務局
担当:伊藤、古市、チェン
E-mail:tourism_cm@ml.mri.co.jp