立命館大学ビジネススクール(RBS)は、今後いっそうの成長とイノベーションが期待される観光産業の各分野において、経営人材として中核的な役割を担う方を対象とする履修証明プログラムを開設しています。旅館・ホテルなどの観光産業の各セクター、MICE、観光地振興等において必要とされる実践的な知識の修得を目指します。RBSの教授陣のほか、第一線で活躍する実務家・研究者を講師に、観光マネジメントの現状と課題について理解を深めるとともに、「アフターコロナ」をも見据えた将来の発展のあり方を考えます。本プログラムは、学校教育法に基づく履修証明プログラムとして位置付けており、 修了者に対して、学校教育法に基づく履修証明書を交付しています。
※履修証明プログラムとは
大学等における正規の学位プログラムの他に、社会人等の者を対象とした一定のまとまりのある学習プログラム(履修証明プログラム)により、その修了者に対して法に基づく履修証明書(Certificate)を交付するものです。修了までには総時間数として、60時間以上が必要となります。
春、秋の学期を2分割するクォーター制の下、約2ヶ月8週間で1科目を履修します(3時間×8回)
科目名/担当者 | 開講日 |
旅館経営 担当:石﨑 祥之 | 秋1クォーター 日曜日 3・4限 13:20-16:20 10月1日、8日、15日、22日、29日、11月5日、12日、19日 |
観光産業政策 担当:牧田 正裕 | 秋2クォーター 金曜日 6・7限 18:30―21:30 11月24日、12月1日、8日、15日、22日、1月12日、19日、26日 |
MICEマーケティング 担当:西本 恵子 | 秋2クォーター 日曜日 3・4限 13:20-16:20 11月26日、12月3日、10日、17日、24日、1月7日、14日、21日 |
旅館経営
担当:石﨑 祥之 立命館大学経営学部教授
旅館経営の現状と課題を明らかにし、今後の方向性を考えます。旅館は「おもてなし」を体現する日本の伝統的宿泊施設として期待される一方、家業から企業へと経営のあり方を大きく転換していく必要があります。そうした観点から、どのように業務効率化と高付加価値化を推進していくのか、どのように人材を確保し、育成・定着させるのかを考えていきます。
観光産業政策
担当:牧田 正裕 立命館大学ビジネススクール教授・副研究科長
「観光立国」実現には、交流人口の増大という意味での観光振興だけでなく、ビジネスの振興という観点からの観光産業の振興を考える必要があります。経済・社会のサービス化というグローバルな動きに着目すれば、新しい都市型サービスの創出やそれを担う新しいビジネスの創出が期待されます。こうした観点から、観光産業政策の現状と課題について考えていきます。
MICEマーケティング
担当:西本 恵子 一般社団法人MICE総研上席研究員、立命館大学ビジネススクール客員教授
Meeting, Incentive Travel(企業が開催する会議・報奨旅行)、Convention(国際会議・コンベンション)、Exhibition (展示会・見本市)の総称であるMICEの概要と、そのマーケティング手法を学びます。MICE企画・誘致から開催までのプロセスを検討するとともに、MICE開催のレガシーをいかにして最大化しうるのか、過去のオリパラや万博での事例も交えながら実践的に学びます。
興味のある方はこちらから詳細をご覧ください。
※本プログラムは有料です。詳細は立命館大学 OIC 独立研究科事務室(072-665-2101 rbs-ras@st.ritsumei.ac.jp)へお願いします。